前回の記事「映画『SING』を観てみた♪〜その1〜」の続きです。
すべて終わった・・・。
早速ネタバレになりますが、劇場主ムーンは、半分(?)自らのせいで自分の劇場を大破させてしまいます。
あとちょっとだったのに・・・。
せっかくみんなで「ショーを成功させよう!」と練習してきたのに・・・。
そのショーが成功したら、老朽化したこの劇場を再び元気よくリフォームしようと思っていたのに・・・。
大切に、大切に思っていたはずの劇場。
思い出たっぷりの劇場。
その劇場が、
大破してしまったのです。
カタチがなくなってしまったのです。
さすがのポジティブ思考ムーンも、
ショックから立ち直ることができません。
出来事は、出来事でしかない!
この大ショックな出来事。
「もう自分には何にもないんだ。」
そんな喪失感になるのも、うなずけます。
でもね!!
出来事は出来事でしかない!!
そう思ったんです。
喪失感でパワーをなくしたムーンでしたが、
ショーを作り上げてきた仲間たちに励まされ、再びショーを作り上げることとなりました。
その姿は、ムーン本来のパワーだったのです。
劇場を持っていた時は
「ショーが好き!」という気持ちとともに、「守る」ためにショーをしていました。
劇場であったり、イメージであったり、お金であったり・・・それらのために。
「好き」という気持ちがあっても、
「守る」ためのパワーの方が大きかったのです。
そして、そのパワーが破壊へと繋がった。
もちろん、
今までのムーンの視点で見る劇場の大破は、ショックでしかありません。
でも、結果的には
「守る」ための劇場をなくしたショーの方が
いろんな人の心を動かし、自分自身のハートも高鳴りました。
劇場が大破して、良かったですよね!笑
大破したからこそ、気づけることがたくさんありましたね!
そうムーンに言いたくなりました。
そうなると、
その時の出来事を、どの視点で見るか?によって、
その後の「自分」の姿が変わっていきます。
「何も無くなった・・・」と落ち込む自分で、悶々とした日々を過ごすのか。
やりたいことにつながる次へのステップを作り上げる、ワクワクな自分で日々を過ごすのか。
出来事は、出来事でしかない。
そう思えると、その出来事をどうとらえるのか?
出来事という「平面」を、
自分にとってどんな出来事なのかという「立体」で考えるのか?
ムーンと劇場のストーリーから、そんなことを思いました。
出来事は、出来事。
その出来事にどんな味を加えていきますか?
私は、楽しい味にしていきたいです〜^^♪
動物たちの街にある大劇場。劇場主ムーンは、経営難となってしまった劇場の再生を計画します。果たして、その計画は成功するのでしょうか??
洋楽がたくさん使われていて、ストーリーはもちろん、音楽も楽しめる3Dアニメーション映画です^^
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