おやつによく、御座候を食べる。
円盤型に焼かれている生地の中にたっぷりといらっしゃる”あんこサマ”。
あんこが食べたい時にはもってこいの、素晴らしいおやつだ。
とここで
疑問を持つ方がいらっしゃるのではないでしょうか??
「御座候?なにそれ?」
「御座候」、
又の名を「今川焼き」、
又の名を「大判焼き」、
又の名を「回転焼き」と言う。
そう、このおやつにはどうも、地域によって呼び方が違うらしい。
調べてみると、関西・特に兵庫県では「御座候」と呼ばれている。
「今川焼き」の一大勢力となっているお店が『御座候』という名前で、商品とお店の名前が合体しているパターン。
また、広島県呉市では「びっくり饅頭」と呼ばれているらしい。
こちらは『びっくり堂』というお店の商品である「今川焼き」を「びっくり饅頭」と命名しているらしい。
そして、この「びっくり饅頭」という名前が”愛称”として呼ばれているパターンだ。
その”愛称”は他にも、愛媛県では「日切焼き」、青森県では「浅草焼き」とも呼ばれているらしいのだ。
そしてどうも、「今川焼き」や「回転焼き」や「大判焼き」が「共通語」のようだ。
ということは、「御座候たべようよ♪」なんて提案すると、
ある人は「なにそれ?」となり、ある人は「そうしよ♪」と、反応に違いが生まれる。
そしてその違いが、お近づきの第一歩となるのだ。
・・・これって、
とってもチャンスな出来事なんじゃないだろうか!
「御座候、食べよ♪食べよ♪」と反応してくださった、そこのあなた。
そのあとの会話が
「関西の方なんですね。」
「関西のどちら出身ですか?」
なんてなんて会話が弾んでいくのだろう。
親近感が湧いてしょうがない。もうお友達気分です。
はてまた
「御座候?なにそれ?」
という、そこのあなた。
あなたとは、「回転焼き」という存在が、関西では「御座候」と呼ばれているという”秘密”を共有することができるのだ。
(”秘密”なんて大層なもんじゃないけれど、それくらいお互いをつなぐ”何か”が生まれる瞬間だと思う。)
こちらも、お近づきのチャンスである。
こんな風に、
甘さだけじゃない、”なにか”のきっかけも与えてくれるであろう「回転焼き」。
お腹と脳みそを満たすだけにとどまらず、
人と人との関係も満たす、なんとも素晴らしいおやつなのだ!!
あんこが詰まっているだけではない!
めっちゃ素敵おやつだ!
今川焼きよ、あなたはとても愛されているよ。
そして私はこれからも、頰張り続けます。
ぜひ、おやつに「御座候」、いかがでしょうか??笑
読んでいただき、ありがとうございます♪
アナタの今日はどんな「おもしろいこと」が起こるのでしょうか^^♪
ゆうちゃんより。
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