「自分で決める」
「自分がないね」
「自分をしっかり持たないと」
そもそも『自分』ってなに?
「自分で決める」の『自分』ってなに?
今の「自分」って、
何かの影響を受けて、経験をして、「自分なりのカタチ」を作ってきた。
いろんな経験をして、
いろんな人に出会って、
いろんな考え方や感じ方に出会って・・・。
違うものに出会って、「自分」を作ってきた。
異なるものに出会ってきたから、「自分」がわかった。
それが、今の自分。
じゃあ、
真っ白な、本当に真っ白な、
何の考えにも影響されない「自分」なんて、存在しないと思うの。
それに、その状態って、赤ちゃんだと思うのです。
生まれたての赤ちゃん。
まだ、なにも知らない状態。
「自分」って、「自分」と思うから「自分」なんだ。
自分は自分、
AさんはAさん、
BさんはBさん
って、それぞれが思う。
自分はAさんではない。
AさんはBさんでもない。
そして違うからこそ、
あなたは私、私はあなたって思えるような「愛おしさ」さえ感じる。
「そんな考えもあるんだ」
「そういう風に思うんだ」
「そう感じるんだ」
そこには、正しさも間違いも、なーんにも存在しない。
「自分」は自分だ。
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