先日、「トンカツが食べた〜い」となりまして、久しぶりにトンカツ屋さんに行ったんです。
その時に、驚くべき変化が、そのトンカツ屋さんに起こっていたのです。
なんと「セルフサービス方式」になっていたのです。
私の知っているそのトンカツ屋さんは、よく見るチェーン店で、比較的お安く且つボリューミーな定食がウリで、”ガッツリ”食べることができます。なので、家族連れやビジネスマンみたいな男の人が結構多く、よく混みあっていました。そのトンカツ屋さんが、久しぶりに行くと「セルフサービス式」になっていました…!びっくり!!
入店時は全然そのことを知らなかったので、いつも通り、まず食券を買い、席に案内してもらって食券を渡して、トンカツをルンルンで待って、スタッフさんが持ってきてくれて〜
…じゃないんです!
入店後に食券を買って、入り口で案内されるのを待ってたんですが、よく見ると、店内にスタッフさんが歩いてない(@@!)スタッフさんがいるのは、厨房のみ。「あれ?なんかおかしいぞ…」そう思ってあたりを見渡すと
『セルフ式の為、食券をお持ちになってお好きな席にどうぞ』という案内があったのです。
「そ、そうだったのか…」空いてる席に座り、私の知っている以前のトンカツ屋さんとは違う雰囲気にソワソワです。とりあえず、「セルフサービス式」なので、ルールを確認しないとトンカツを食べられんなと思い、テーブルにある案内をみると、どうやら、店内のモニターに自分の食券の番号が表示され、それは「作ってますよ」のサインなんだとか。そして、料理が出来上がると、モニターの右側にその番号が移動し、放送で呼ばれるので、「提供窓口」まで自分で料理を取りに行くのだそう。そして食べ終わったら、「返却口」に食器類を持って行き、退店です。そう、フードコートみたいな感じですね。
料理内容は、前と全く同じです。美味しいトンカツ。でも…なんだろう、この無機質な感じ…。とても不思議な気持ちで、私は味噌トンカツを食べました。なんか、なんていうんでしょう、人の関わりが少なくなって、その分、ご飯のエネルギーも減ったような…。とにかく、なんだか不思議な気持ちで黙々と食べました。黙々と。なんだろうなんだろう、なんか和気あいあいと食べる雰囲気でもなかったんですよね〜。私はそう感じました。
店内のスタッフさんがいなくなるだけで、これほど空気が違うなんて…。
そして不思議です。お店では『スタッフ募集中〜今なら時給〇〇円UP〜』とスタッフさんを大募集しているのです。セルフサービス式になって、店内を歩き回るスタッフさんがいなくなったのに、スタッフ募集されてる…なんでだろう?
なぜ、変化が起こったのか??
なぜ、無機質さを感じたのか??
なぜなぜなぜ…
もちろんセルフサービスになることで効率アップして、たくさんのお客さんがトンカツを食べることができます。以前のように混雑することも減るかもしれません。でも…なんでしょう、この違和感。
ということで、ある日に私が感じた違和感のお話でした。
この違和感で、”人の持つエネルギー”のようなものをあらためて確信したのでした。お店って、人がもろに関わるぶん、これまたわかりやすいもんですねぇ。
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