「犬の嗅覚は人間の100万倍」
といわれているように、犬の嗅覚はすごいらしい。
警察「犬」として活躍する犬もいるもんね。
そりゃそうだ。何を当たり前のことを・・・。笑
人間が感じるニオイよりも、もはや計り知れない数のニオイを知っているのであろう。
でも、そんだけニオイを感じるのも、
なかなか辛いもんがありそうだなあ
なんて、人間立場での都合不都合をふと考えるのだ。
犬には、犬の感覚がある。
犬には、犬の幸せがあるもんだ。
格言的な言葉を自分で自分に言って、納得するゆうちゃんである。
しかし、そんな嗅覚抜群のお犬さまでも、
なんと!ニオイを感じる得意不得意があるらしい。
不得意なニオイは、花や自然界存在していない化学物質。
得意なものは動物から発する有機物のニオイらしい。
つまり「犬にとってどうでもいいもののニオイには鈍感」だという情報を見た。
ここで、とある経験が私の頭にポッと出てきた。
母親と愛犬の3人でお散歩していた時のこと。
近所のお犬友達が前からやってきて、一瞬たむろした。
最近のお互いのお犬様状態や、最近寒いわねなんていう世間話に花を咲かせ、
そんなおしゃべりをしながらも、お互いのお犬様は相手の飼い主に興味津々。
この子たちの興味は、自分と同類の生き物ではない。
でもよくよく考えると、そうだ。
同類に詮索されるくらいなら、
異種の生き物に「かわいいね」なんて撫でてもらったり、
笑顔を振りまいてもらう方が楽しいのかもしれない。
楽しい方に行くのが1番だ。なるほど、そうやんな。
その様子を私は傍観していた。
ひとしきりワイワイした後、
「ありがとうございました〜失礼します。」
なんておきまりのお別れ挨拶を交わして解散。
ちょっと歩くと母が言葉を発した。
そうい「えば、さっきのMちゃん(←お犬様のお名前)、
若いお姉さんが大好きなんだけどねえ。あんたにはいっさい寄りつかんかったね。」
さらに追い討ち情報。
「この前、Rちゃん(←私の妹)とお散歩で出会った時は、Mちゃん、Rちゃんにベッタリだったのに。」
・・・。
「あんたから若い女の人にニオイがしなかったんじゃない?
だから言ってるじゃん、前歯の黒ずみ、クリーニングしてもらいなさいよ。」
・・・、いや、前歯の黒ずみは関係ないっしょ!
「犬にとって、どうでもいいもののニオイには鈍感」という情報が確かなら・・・
私は一体、何なのだろうか。
「花や自然界存在していない化学物質には鈍感」とういう情報が確かなら、
私は一体どんなニオイを放っていたのだろうか。
普段の生活からして、「化学物質」の香りで充満しているとは、考えにくい。
となると・・・お花の匂いかなっ??
♪ルン♪
・・・なんてイロイロ楽しくなるようには考えてはみたけれど、
Mちゃんにとって私が「どうでもいい」ニオイだったことは、どうやら間違いないようだ。
・・・ま、どうでもいっか。笑
私の魅力は、ニオイだけじゃないからなっ!笑
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