今日はみじんぎりをしたい。こんこんこん、と。
私がみじん切り気分になったのも、きっと昨晩見た、youtubeの料理チャンネルを見たからだなあと思う。料理をしている音と手順を見ていると、どうも私も真似したくなっちゃう。この人と同じように、こんな風にしてみるとおいしくなるのかなとか。
見て学ぶ。これってホント、一番お勉強になるわあ。
さ、私のカレー作りを始めよう。
今回のカレーのメインテーマは、何と言っても「みじん切り」。だからこそ、私がみじん切りにしたい食材を選んでみた。
材料(2人分かつ4回くらいの食事分)
- 市販カレールー「バーモンドカレー中辛」:半分
- 人参:半分
- しめじ:ひと塊の1/6くらい
- たまねぎ:半分
- 鶏むね肉200グラムくらい
カレールーは以前、「ジャワカレー中辛」を試したところ、私たちの口には辛かった。よりスパイシーな感じ。お口の中がちょいヒリヒリ。そこで「バーモンドカレー中辛」を食べてみたら、甘すぎず辛すぎずに感じたので、それから「バーモンドカレー中辛」を選んでいます。
さて、具材を切っていこうと思ったのだが、ここで私は「効率」を考え始めました。「お肉を焼きながら材料を切っていくほうが手早くできるかなあ」そしてその情景をイメージしてみると・・・同時並行したら絶対焦り始めそう、わたし。それに、今回のカレーのテーマは「みじん切り」。私は、みじん切りが、したい。となれば、みじん切りに集中でき、みじん切りを楽しむ工程が、一番ご機嫌だ。
ということで、まずは具材を切っていくことだけをしていきました。人参、しめじ、玉ねぎ。コンコンコンコン。いたすたみじん切り。コンコンコンコン。もう、最高。コンコンコンコン。コンコンコンコン。…それ以上、感想が言えません(笑)
そして切ってから気がつきました。「人参、多い(^^;)いや、全体的に多いな。」もしかしたら、キーマカレーになるんじゃないかっていうくらい、切りまくりました。
さて、みじん切りを堪能した後は、炒め作業を楽しむ作業です。深鍋に油をしいて、鶏むね肉をそのままボトン。鶏むね肉って、切らずにそのまま焼いたり煮た方が柔らかくなる、というのが私の見解です。そのため、カレーに使う場合もその見解を採用。カタマリのまま焼いて、グツグツ煮込んで火を通す。そして食べる前に鶏肉だけ引き上げて、ナイフとフォークで食べやすい大きさに切ってカレーに戻していく、という作戦です。そして、この鶏肉、入れたては油はねとの戦いが待ち構えています。でも、蓋さえあればこっちのもの。蒸せるしはねないし、一石二鳥。だと、勝手に思っています。
さてさて、「みじん切り作品たち」の行方ですが、鶏肉の表面が焼けたらそれらをドヒャーっと入れる。後は、「バーモンドカレー」の箱に書いている作り方のまんま、やっていく。玉ねぎがしんなりしてきたら、お水を入れる。蓋をしめて煮込む場合は750ml、蓋を開けて煮込む場合は850ml。
と、ここで私は欲張った。
「キーマカレーにはしたくないし、いっぱいカレーを食べたいし…ほんならお水を多めにしよう…」蓋をしめて煮込むのに、なんと850mlの水を投入したのだった。さあ、これが吉と出るか凶と出るか…。
そうやって、煮込んでいるカレーの原型たちを見て思う、絶対おいしいやつやん、これ。ルーを入れていないのに、もう美味しそうです。お腹空いてきたなああ。
そんな姿を見て、沸騰してから15分弱火でコトコト。
さあ、いよいよカレールーの投入です。火を止めて、さあ行ってらっしゃい、ルーたち。そして私はそのルーたちをオタマで混ぜながら溶かしてゆく。
美味しくな〜れ、美味しくな〜れ。
よく物語で、魔女が鍋で毒薬を作るときに念じながら混ぜている挿絵とかがあったように思う。そう、例えば「白雪姫」毒林檎を作る時とか。でも、その魔女の気持ち、わかるなあと思う。(※私は決して、毒は作っていませんよ!!笑。)念じながら混ぜる。「美味しくな〜れ美味しくな〜れ」と。おとぎ話の世界の光景だけど、でもこれ、ちょっとでも効果あるような気がするのです、私は。念じながら混ぜるけれど、まあ結局は「これ絶対美味しいやつやん♪」と確信になっていくんでしょうねえ。
でもここで、私は気が付いた。お水850mlは、やはり多かった。だって、念じながら混ぜていき、とろみがつくのだが、シャブシャブだ。
やっちまったぜ…。
でも!出来栄えは、最高の逸品となった。ちゃんと「カレー」が出来上がりましたよー!キーマカレーにならずに済んだし、なんだかいつも作るよりもルーがたんまりあるし(笑)。結局、最初に描いた通りのカレーライスができましたとさ。さあ、明日はこのカレーで、どうアレンジして食べていこうかなっ♪とっても楽しみです(^^)
この記事へのコメントはありません。